親が毎回言うと、家の空気が重くなる。
歯磨きしなさい。 宿題やった? お風呂入って。 もう寝る時間だよ。
同じことを、毎晩何回も言う。 言うたびに、少しずつ空気が重くなっていく。 怒りたいわけじゃないのに、だんだん声が大きくなる。
それが、じわじわしんどかった。
声かけを、少し外に任せてみた
アレクサに言ってもらうようにした。
歯磨きの時間。 宿題やった? お風呂の時間だよ。 もう寝る時間。
親が言うのと、機械が言うのと、 内容は同じなのに、空気が違う。
親が言うと、どこかプレッシャーになる。 機械が淡々と言うと、不思議と荒れにくい。
怒らなくていい。 何度も促さなくていい。 それだけで、夜の空気が少し変わった。
時報みたいな存在になってきた
命令してくる感じじゃない。
うちではアレクサが「ご飯食べた?」と聞いてくれる。 それが鳴ると、子どもには「時間がやばい」らしい(笑) 命令じゃない。ただ、確認してくれるだけ。 でも、それだけで時間が動き出す夜がある。
朝も同じで、 「あれが鳴ると、さすがにやばい」らしい。
いつの間にか、家の時間の区切りみたいになってきた。 アレクサが鳴ったら、そろそろ動く。 そういう流れが、自然にできてきた。
動かない日も、無視される日もある
全部うまくいくわけじゃない。
動かない日もある。 思春期になったら、無視される日も増えるかもしれない。
でも、親が何度も言うより、空気が荒れにくい。 それだけで、だいぶ違う。
動かない時は、怒らずに「いつやる?」だけ聞く。 自分で決めてもらう。 全部を管理したいわけじゃない。 「自分で決める」は、残しておきたい。
あとでやる、は基本的に来ないと思ってるけど(笑) それでも、自分で言った時間には少し責任が生まれる気がしてる。
管理でも、放置でもない
全部管理したいわけじゃない。 でも、完全に放置もできない。
その間で、アレクサがちょうどいい距離感でいてくれる。
親じゃない。 でも、淡々と時間を教えてくれる。 怒らない。責めない。ただ、鳴る。
その感じが、うちの夜にはちょうどよかった。
家の時間が、少し流れやすくなった気がしてる。