ホテルの朝が好きだ。
高級ホテルだけが好き、というわけじゃない。 広い部屋じゃなくてもいい。 有名なホテルじゃなくてもいい。
ただ、旅先の朝の空気が好きだ。
白いシーツと、窓から入る光
白いシーツの中で、ゆっくり目覚める。 窓から光が入ってくる。 今日の予定を、まだ考えなくていい。
ラウンジ付きのホテルで、静かな朝食を食べる朝も好きだ。 人が少ない時間。 コーヒーの香り。 窓の外に、知らない街がある。
そういう朝に、呼吸が少し深くなる。
一人旅の朝
ドミトリーで目覚める朝も、好きだった。
周りにいる知らない人たち。 今日はどこ行こうかな、と考える朝。 海外の街に出る前のワクワク。
静かじゃない。整ってもいない。 でも、「今日が始まる感じ」が、全身にあった。
あの朝の空気は、今でも覚えてる。
子連れ旅の朝
ハワイの朝は、正直バタバタだった。
子ども起きた。朝ご飯どうしよう。疲れた。 そういう感じも、普通にあった。
でも、エッグスンシングスに行って、 ハワイの空気の中で朝ご飯を食べると、 やっぱり楽しかった。
光。空気。少し浮かれた街の感じ。 「ああ、旅に来てるな」と思う。
バタバタしてても、その空気はちゃんとあった。
時間が染みた上質さ
ドイツで泊まった古城ホテルの朝が、すごく印象に残っている。
古い建物。少し重たい空気。 でも、ちゃんと手入れされていて、静かに上質だった。 朝食もおいしかった。ワインもあった。
新しいラグジュアリーとは違う、 時間が染みた上質さ、というものがあった。
トルコの洞窟ホテルの朝も忘れられない。
外で食べる朝食。 気持ちいい空気。庭。光。 「ああ、今ここにいるんだ」と思える朝だった。
旅の朝って、その時の人生が出る気がしてる
一人旅の朝。 夫婦旅の朝。 子連れ旅の朝。 ホテルステイの朝。 バックパッカー旅の朝。
全部、空気が違う。
でも、どの朝にも、 「今日が始まる感じ」がある。
私は、その空気が好きなんだと思う。
コメントを残す