旅先で、急に呼吸が深くなる瞬間がある。
観光地を全部回りたいわけじゃない。 有名なスポットを制覇したいわけでもない。
ただ、その場所の空気を、感じたい。 それだけで、旅に出たくなる。
旅のスタイルは、その時その時で変わってきた
学生の頃、一人でヨーロッパを旅した。 社会人になって、駐在している知人を訪ねてタイへ行った。 新婚旅行は、ドイツとトルコへのバックパッカーみたいな旅だった。
シンガポールで20時間のトランジットを、遊び倒した日もある。 カナダで車を走らせて、プリンスエドワードアイランドまで行った。 オタワには、住んでいた。
キャンピングカーで四国や長野へ行った。 子どもたちや両親、姉妹たちとマレーシアやベトナムでホテルステイを楽しんだ。 沖縄は、一人で、友達と、夫婦で、家族で、何度も行った。
一人旅。バックパッカー。夫婦旅。子連れ旅。三世代旅。キャンピングカー。
スタイルは、その時その時で変わってきた。 でも、いつでも楽しかった。
呼吸が深くなる瞬間
旅先で好きな瞬間がある。
ホテルの静かな朝。 窓から入る光。 少し古い街並み。 白い器。 バルで飲む昼のお酒。 海外のスーパーをぶらぶらする時間。 キャンピングカーの朝の空気。 人を訪ねて、その人の日常に少し触れる時間。 小さな町の、静かな空気。
そういう瞬間に、急に呼吸が深くなる。
観光じゃない。 でも、その場所にいる感じがする。
旅は、現実逃避じゃない
家が好きだ。 子どもたちがいる空間。 帰ってくるとほっとする感じ。
だから旅は、現実から逃げる感じじゃない。
自分の好きな空気を、外で吸いに行く感じ。 それに近い。
家にいる時間も、旅に出る時間も、 どちらも自分の好きな時間だ。
旅先で感じる「好き」は、家と繋がってる
旅先で惹かれるものが、家で大事にしたいものと、 どこか同じ方向を向いてる気がしてる。
光。 空気。 上質さ。 静かな時間。 流れ。 素材の感じ。
旅先でそういうものに触れると、 また家に戻って、暮らしを整えたくなる。
外で吸った空気が、家の空気になっていく感じ。
その場所の空気を、少しずつ書いていきます
キャンピングカーで走った朝の道。 バルセロナの路地。 プリンスエドワードアイランドの風。 オタワで暮らしていた頃の冬。 沖縄の海の色。 シンガポールの20時間。
その場所で感じた空気を、少しずつ書いていきます。
「その感じ、わかる」と思ってもらえたら、 なんだか嬉しい。
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