homeflow — wear & air
ニワトリのスカートを持っている。
大きなニワトリが、ぐるりと一周いる。
スカートの半分以上を占めるくらい、かなり大きい。
赤やピンクや黄色っぽい色も入っていて、静かな柄ではない。
でも、そのスカートの地色は水色だった。
そこがよかった。
水色寄りの古着のダンガリーシャツを合わせると、
ニワトリはかなりいるのに、全体は少し涼しくなる。
柄は強いのに、空気が重くならない。
膝丈だから、足が出る。
そこにも少し抜けがある。
布の面積いっぱいに柄があるのに、どこかに余白が残っている。
たぶん、そういう服が好きなんだと思う。
きれいにまとまりすぎていない。
でも、全部がうるさいわけでもない。
少し変なのに、ちゃんと空気が通っている。
友人には、「そのスカートどこに売ってる?」と言われた。
普通のスカートではないのかもしれない。
でも、自分の中ではそんなに変な感じはしていない。
ニワトリがいる。
でも水色がある。
柄が強い。
でも抜けもある。
そのバランスが、なんか好きだった。
ズレを狙っているわけではない。
ただ、好きなものを選んでいくと、
少しだけ整いきらないものが残る。
その少しのズレと、余白のある感じに、いつも戻ってくる。
text — homeflow編集部