船旅って、ちょっと生活になる。

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GW

子どもがまだ小さい頃、姉妹家族と母みんなで船旅へ行った。 九州まで車で行って、そこから乗船する。 妹だけ飛行機で途中合流した。

出港すると、少し暇になる。 海を見てぼーっとして、昼寝して、 子どもがプールへ行く、というのを繰り返す。 小腹が空いたら食べに行けば何かある。 ご飯を何にするか考えなくていい。 それだけで、なんかよかった。

舞鶴で途中下船して、市場で土海老を捌いてもらった。 白川郷にも寄った。GWで、気候がよかった。 境港、釜山、福岡。 港に降りて、また船に戻る。 それを何回かやっているうちに、 船が帰る場所みたいになってくる。

ご飯は毎日食べ放題。 窓の外は海で、夜になると服を着替える。 そんな中で食べると、なんか美味しかった。 イタリア船籍だったから、ピザ屋があって、 そこがめちゃくちゃ美味しかった。

毎晩テーマがある。 ガラナイト、イタリアンナイト、浴衣ナイト。 母は子どもたちの服を作ってきていた。 ドレスアップして、仮装行列に出て、カラオケをする。 子ども同士がいつの間にか友達になっていた。外国っぽい 託児もあり、子供は子供の世界で楽しんで、大人は飲みながら楽しめた。 下の子はまだ小さくてなかなかそうもいかなかったけど。

GWなのに境港でプールに入って、 釜山ではナッチポックン(テナガダコ鍋)を食べて、買い物して、 時間ギリギリになって船まで走った。 また乗り込むと、床が揺れていた。 それがもう、普通だった。

陸に戻ってからも、しばらく揺れていた。 地面の上なのに、身体がまだ揺れている。

なんかずっと楽しかった、という感じの旅だった。

text — homeflow編集部