homeflow — thing & light
ボデガへ飲み物を入れるだけで、少し空気が変わる感じがする。お茶でも、牛乳でも、アイスでも。透明なガラスへ入れると、何でも少し素敵になる。それだけのことなんだけど、なんかそれが好きだ。
ボデガは、少し無骨なのに、生活へ自然に混ざる感じがいい。SサイズとMサイズ、両方ある。旦那には「そんな小さいコップで何飲むん?」と言われるけど、その小ささがかわいくて、Sの方が特に好きだ。
ボルミオリロッコのステム付きグラスも、IKEAのステム付きグラスも好きだ。飲み物の色がステムへ少し透けて、光が下へ落ちる感じが、なんとも言えない。水でも、ジュースでも、ステムの中で少し揺れる。それだけで、テーブルの空気がちょっと変わる。
ボデガを見つける前に、もっと好きだったグラスがあった。少しだけ揺れたガラスで、カラフェと一緒に木のトレーへ載せる時間が好きだった。でも割れてしまって、同じものはもう見つからなかった。ガラスは割れる。何個も割ってきた。でも、その繊細さも含めて、ガラスの良さなのかもしれない、と思うようにしている。
氷を入れると綺麗だけど、氷の光は少し雑音に感じる時もある。どちらかというと、氷なしの静かな透明感の方へ、少しうっとりする。ガラスの中で、飲み物がただそこにある感じ。それが好きだ。
透明なコップひとつで、少し空気が変わる。大げさじゃなく、ただそういうことが、なんか好きだ。
text — homeflow編集部