homeflow — thing & time
一人のお昼ご飯の時、木のトレーにご飯と飲み物を乗せて、ソファへ持っていく時間が好きだ。それだけのことなんだけど、少しだけ時間がゆっくりになる感じがする。子どもがいる時はやらない。真似されるし、危ないし、ゆっくりどころじゃなくなるから。だから、一人の昼だけ。
ガラスを乗せると、特に抜けが良くなる感じがして、少し空気が静かになる。木とガラスの組み合わせが、なんか好きだ。同じ木のトレーでも、なんとなく「こっちへ乗せたい」と思うものがある。うまく説明できないけど、なんか好き。
子どものおやつを木のトレーへ置いておくこともある。帰ったら嬉しいかな、と思って。でも帰宅すると、食べ散らかしたお菓子の袋と菓子クズがそのまま乗っていて、少し悲しい気持ちになることがある。だから、たまにしかしない。
パンを並べる時も、木のトレーが好きだった。好きなの取ってね、みたいな感じで。でも子どもが大きくなると、サイズが全然足りなくなって、最近は大皿ばかり使っている。木の温かい感じは今も好きなんだけどな、と思いながら、最近は棚に並べている。
使っていない時も、なんとなく雰囲気がある。立てていても、重ねていても、そこにあるだけで少し空気がやわらかくなる感じがする。飾っているわけではなくて、ただそこにある。木って、そういう感じがする。
時間をゆっくりにするものが、家の中にあるといい。木のトレーは、自分にとってそういうものだと思う。菓子クズが乗っていても、なんか好きだ。
text — homeflow編集部