homeflow — thing & color
うちの器は基本的に、白や無地、落ち着いたものが多い。やちむんみたいに少し柄があるものもあるけれど、全体的には静かな感じだ。でも、そこに少し派手なお皿が混ざると、テーブルの空気が急に楽しくなる。
伊万里焼や鍋島焼みたいな、赤や金や柄が入った華やかな器は、少しくどいのかなと思っていた。でもセカンドハンドのお店で、懐石料理に出てきそうな小さなお皿を見つけて置いてみたら、なんかよかった。白い皿の中に、少し色と柄が入る。それだけで、食卓が少し動く感じがした。
派手なら何でもいいわけではない。色や柄が入っていても、自分の家の空気にすっと混ざるものと、少し浮いてしまうものがある。
白い皿の中に、少し派手なものが入る感じも好きだ。でも、派手なもの同士が並んでいるのに、なぜか重くならない時もある。その違いがどこにあるのかは、まだよく分からない。
でもたぶん、そこにも何かしら抜けがある気がする。
余白ばかりだと、少しさみしい。でも派手なものばかりだと、たぶん重い。余白の中に、少し派手なものがあるくらいが好きなのかもしれない。ニワトリのスカートと、たぶん同じ感じだ。
うちは、そろいのお皿があまり多くない。おばあちゃんちから持ってきたガラスの器みたいに、セットで数があるものもある。でも自分で買う取り皿や小皿は、人数分きっちり揃えることをあまり意識していない。一枚だけ買ってみる。二枚しかないから、とりあえず二枚買う。そういう買い方が多い。
食卓に違う器が混ざる感じが可愛い。揃っていないけど、ばらばらでもない。同じシリーズではないのに、なんとなく同じ空気がある。そういう食卓が、自分の家の感じに合っている気がする。
text — homeflow編集部