チューブじゃなくて、生姜を刻みたい。

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チューブは早い。
冷蔵庫から出して少し絞ればすぐ使える。
忙しい時には本当に助かる。

でも、生の生姜を刻むと、香りが違う。
包丁を入れた瞬間に、少し辛くて、青くて、きりっとした匂いが立つ。
それだけで、料理の空気が少し変わる。

常備しておきたいけれど、生姜はよくだめにしてしまう。

最近は水につけて保存している。
そうすると前よりずっと持ちがいい。
でも、料理はしているのに生姜を刻む気力がない日がある。
そういう日が続くと、水につけていても、結局だめにしてしまうことがある。

だから半分諦めて、生姜パウダーも常備している。

チューブにした方が楽なのは分かっている。
生姜パウダーがあると安心するのも分かっている。
でも、できる時はやっぱり生姜を刻みたい。

毎回ちゃんとやりたいわけではない。
ただ、あの香りが立つ瞬間を、少し生活に残しておきたい。

生姜シロップやジンジャーエールを作る時も、たぶん同じだ。
甘くしても、炭酸で割っても、生姜のきりっとした香りがちゃんと残る。

でも、まずは生姜をだめにしないところからかもしれない。

text — homeflow編集部