夏の冷蔵庫は、すぐいっぱいになる。

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夏は、冷やしたいものが多すぎる。

牛乳もいる。
麦茶も冷やしたい。
炭酸水用の水も冷やしたい。
スイカも入れたい。
シロップの瓶が入ることもある。

スイカが入ると、一気に場所が取られる。

冷凍庫も同じだ。
氷はすぐなくなる。保冷剤はいる。チューチューも入る。ソーダアイスも入る。冷凍フルーツもある。

何か特別なものを入れているわけではないのに、気づくとぎゅうぎゅうだ。

さらに、夏は残り物も冷蔵庫に入れないと不安になる。

冬なら少し出ていても大丈夫そうなものが、夏はすぐ心配になる。鍋、作り置き、下処理したもの、食べかけ。

傷ませたくないものが全部、冷蔵庫へ避難してくる。

冷蔵庫は、冷たいものだけでなく、傷ませたくないものの避難場所でもある。

本気で困る。

シロップの瓶が冷蔵庫にある感じも、ガラスのカラフェの麦茶も好きだ。

でも現実には、冷やしたいものと傷ませたくないものが多すぎて、冷蔵庫の余白はすぐ消える。

夏の熱を、冷蔵庫が全部引き受けている感じがする。

そりゃいっぱいになるよね、と思う。

料理をするようになってから、冬が少し好きになった。

台所に、少し余白がある。
少し置いておける安心感がある。

夏は、なんでも冷蔵庫に集まってくる。

でも本当に、もう少し余白がほしい。

text — homeflow編集部